1983年に公開された旧三部作の完結編『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』から40周年を迎える2023年に5月3日(水)~5日(金)の3日間限定で、TOHOシネマズ 日比谷にて上映される本特別上映。
この度、「スター・ウォーズ」シリーズの劇中の名台詞 “May the Force be with you.”(フォースと共にあらんことを。)にちなんで5月4日(May the 4th)に制定された世界中のファンがスター・ウォーズ文化を祝う【スター・ウォーズの日】に公式イベントを実施しました。
イベントには、1999年に劇場公開された『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』から、ディズニープラスで配信中のオリジナルドラマシリーズ『オビ=ワン・ケノービ』などでユアン・マクレガーが演じるオビ=ワン・ケノービの日本版声優を長年務めてきた森川智之さんと、2002年に劇場公開された『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』でボバ・フェットの父“ジャンゴ・フェット”、アニメーション『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』でキャプテン・レックスをはじめとする全てのクローン・トルーパー、オリジナルドラマシリーズ『マンダロリアン』のシーズン2からはボバ・フェットの日本版声優など、スター・ウォーズの多くのキャラクターの声優を務める俳優の金田明夫さんが登壇。
さらにダース・ベイダー率いる帝国軍が登場し、この日を狙って集結した熱いファンと共に 【スター・ウォーズの日】を祝福し、“スター・ウォーズへの愛”を分かち合うひとときとなりました。
見事なコスチュームで来場するファン、40年前を知る往年のファン、親子連れのファンなど、大勢のファンが集結し、祝祭ムードに包まれる中、スター・ウォーズの世界を彩るレジェンド声優たちが登壇すると会場は大喝采!
まずは金田さんが「この5月4日というのはあこがれの日だったんですけど、こうやって皆さんの前で会えること。これは今、本当にしあわせな気持ちでいっぱいです」と晴れやかにあいさつすると、さらに私物だというライトセーバーを手にした森川さんも「昨年もスター・ウォーズの日のイベントに呼んでいただいたんですが、またこの日がやってきたかと思うと感無量でございます」とコメント。
スター・ウォーズは「ライフワーク」だと語る森川さんが「もともとファンからはじまって。気づいたらオビ=ワン・ケノービをやっていたわけなので。そういう意味では暗黒面に堕ちずに頑張ってきたかいがあったなと思いますよね」と語ると、金田さんも「僕も20年やってますからね。本当にライフワークみたいなもんですよ。それと同時に、スクリーンで映画を観た時に、すごい映画だな、こんな作品に携われたら幸せだろうなと思っていたんですけど、そうしたら突然2002年くらいにお話をいただいて。それから20年間もずっと、これをやらせていただいているというのは、本当にしあわせですよね」と語り、さらに「僕も暗黒面には堕ちていませんので」と笑いながら付け加えました。
この日は、1983年の公開当時にリアルタイムで映画を鑑賞したファンも多数来場。司会者からの「当時のポスターを持っている人?」「15年前に日本で行われたスター・ウォーズセレブレーションに行ったことがある人?」などの質問にもしっかりと手を挙げる人が登場。そんなスター・ウォーズ愛にあふれたファンの姿に、森川さんも金田さんも「すごい!」と感心することしきりでした。
先日行われた「スター・ウォーズセレブレーション」では、デイブ・フィローニ監督の「マンダロリアン」シリーズのフィナーレにあたる作品、「スカイウォーカーの夜明け」の15年後の世界を描くシャルミーン・オベイド=チノイ監督の新作、そしてジェームズ・マンゴールド監督がエピソード1の約2万5000年前を舞台に「すべての始まり」を描く作品と、3つの映画作品が発表となりました。
そのことについて金田さんが「全部楽しみですね。まずはデイブ・フィローニの作品を十分に味わってから、2万5000年前にいったり、サイドストーリーを楽しんだりしたいですね」と笑顔を見せると、森川さんも「僕もジェダイをやらせてもらってるんで、エピソード1の約2万5000年前を描いた作品はけっこう気になっていますね」と語るなど、ワクワクが止まらない様子の2人。
「スター・ウォーズ」の究極の祭典となる「スター・ウォーズ セレブレーション」は、2025年4月18日~20日に日本で開催されることが発表されており、そのことについて森川さんは「僕は昨年、リモートですがユアン・マクレガーとお話をすることがあって。その時にユアンから、チャンスがあったらディナーをしようよと言われたので。それを実現させたい」と語ると、金田さんも「僕はほぼクローンをやってますから、世界中から全クローンを集めて、クローンのサミットをやりたい。あとは全クローンの中で、みんなの1位は誰なのか、そういうのはやってみたい」と続けました。
最後に、森川さんが「初のデジタル上映ということで、僕も観たいなと思ってますが、これだけ『スター・ウォーズの日』が世界中で盛り上がって。皆さんとともに、広がりを見せる「スター・ウォーズ」の世界を皆さんと一緒に楽しんでいければいいなと思います。ぜひ来年は「セレブレーション」の前哨戦として、2025年の盛り上がりに向けて、皆さんと一緒に楽しんでいければと思います」と語ると、金田さんも「芸能生活で一番言いたかったセリフのひとつが、“I Love You.”と言ったレイアに、ハン・ソロが“I Know.”と返すというのはいつかやってみたかった。まだ日常では使えていないですが。それともうひとつ「フォースと共にあらんことを。」という言葉を言わせていただいているのは、「スター・ウォーズ」に関わってる僕としては、誇りです。“May the Force be with you.”、5月4日は自分にとっては大切な日であることは間違いではないですし、この時間を一緒に過ごせたことを幸せに思っています」と語り、イベントは終了しました。
“May the Force be with you.” (フォースと共にあらんことを。)
~「スター・ウォーズの日」とは~
「スター・ウォーズの日」は、毎年5月4日に映画『スター・ウォーズ』の世界中のファンが「スター・ウォーズ」の文化を祝い、映画を楽しむ日です。由来は、劇中の名台詞 “May the Force be with you.”(フォースと共にあらんことを。)のMay the Force とMay the 4th (5月4日)をかけた語呂合わせから来ています。
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